2025年01月01日 管理係 発
新年明けましておめでとうございます。区民の皆さまにおかれては、健やかに新しい年を迎えられたことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年中は,杉並社協の各種事業の推進にあたりまして、格別のご支援とご協力を賜り、深く感謝とお礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、元旦から能登半島地震が起き、全国的にも豪雨被害の発生等生活に甚大な被害をもたらしました。その度に力を合わせ復興に取り組む被災者や全国から駆けつけるNPOやボランティアの姿に地域を超えたつながりや助け合いの重要性を改めて実感する年となりました。そして、大リーグ 大谷翔平選手の前人未到の活躍は、子どもから高齢者まで多くの人々の心を惹きつけるとともに、私たちが直面する様々な困難に立ち向かう勇気と希望の光を照らしてくれました。そのような中、杉並社協では地域の皆さまと共に策定した地域福祉活動計画がスタートし、「お互いさまでささえあう みんなが認めあえるまち」を理念とし、お互いの困りごとに気づき、つながり、助け合う力を高めていくために、積極的に地域に出向き、地域の皆さまの声を直接受け止めながら支援の充実に取り組んでまいりました。
さて、令和7年は巳年です。「蛇」は脱皮することから「復活と再生」の象徴とも言われています。地域のつながりが希薄と評されることも多い今日、社会とのつながりが途絶え孤独や孤立状態にある方等に気づき、関係を紡ぎなおすことのできる地域であることが一人ひとりの安心につながると考えています。困ったときに誰かの顔を思い浮かべられる“ゆるやかな”つながりのある地域をめざして、地域の皆さま、企業や関係団体の皆さまとの連携のもと地域福祉の推進に邁進してまいります。
結びになりますが、皆さまにとって健康と幸せに恵まれた年となりますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和7年元旦
社会福祉法人 杉並区社会福祉協議会
会長 髙 武 征